中村昌宏の和菓子話

中村昌宏が気ままに和菓子について書いていこうと思っております。東京(五反田,高輪など)の懐石料理店にて修行後、和菓子職人に。

中村昌宏が紹介する梅園ウィング高輪EAST店:あんみつでまったりとした時を

高輪の甘味処

甘味処といえば梅園ウィング高輪EAST店です。品川駅の地下飲食店にあり、ビジネスや通勤通学客が気軽に立ち寄ることができます。
きんつば、豆だいふく、子とら、草餅、わらびもち、あんみつ、小倉白玉などの代表的な和菓子が勢ぞろいしており、ちょうどよい食べきりサイズで用意されています。
老舗の風格を感じさせてくれるその味わいには間違いがなく、甘すぎずお手頃価格、あんこは甘いだけでなく適度な塩気もあり大満足できます。

迷ったら高輪でおすすめしてもらいましょう

季節の和菓子を用意してくれていますので、四季折々の風情を感じることができます。土用の日にはうなぎの代わりに土用餅を食べたり、紅白まんじゅうや一升餅などの慶事品も取扱いしていますので贈答品にも最適です。
高輪ウイング店ではテナントが多く、どの飲食店がいいのか迷ってしまいますが、和菓子といえば梅園です。東都のれん会や浅草うまいもの会に加盟しており、下町の代表的な甘味処として不動の地位を築いています。
品川駅周辺では高輪EAST店のほか、アトレ目黒にも店舗がありますが、どちらも和菓子販売店のみになります。
あんみつやどら焼きなどをテイクアウトして、リラックスしたひとときにお茶とともにいただくのがおすすめです。
見た目も美しく手が込んでいて芸術的です。高輪で甘味を用意しなくてはならない時には梅園がおすすめです。創業以来変わらぬ味わいで人々を喜ばせ、季節の風情を感じさせてくれる名店です。
あんがまろやかで餅の皮のぷるぷるとした弾力のある味わいは他のお店ではなかなか出せない職人の技でもあります。

何かと使い勝手がいいのは高輪ならでは

まったりとした時を過ごすのには最適なスイーツですし、贈答品としても老舗の高級感が喜ばれます。サイズも甘さも控え目で上品なデザートですし、日本人が好んできた伝統の味わいでもあります。ビジネスの際にはホテルに持ち帰ってデザートとしていただくのもスペシャル感を感じさせてくれます。日持ちがしませんので、ちょっとした贅沢気分を満喫できるはずです。