中村昌宏の和菓子話

中村昌宏が気ままに和菓子について書いていこうと思っております。東京(五反田,高輪など)の懐石料理店にて修行後、和菓子職人に。

中村昌宏の作る和菓子は食べるタイミングを考える

中村昌宏が毎日心を込めて作っている和菓子たち。

それは、食べる方のタイミングを見計らって作っているのです。

たとえば、大福。

 

作り立てが美味しいと思うかもしれませんが、
実際にはなじんだ頃にベストなタイミングが来るのです。

そんなことを考えながら作っている和菓子たち。

美味しく食べてもらいたいと思っていると、
仕込みが深夜からということになっていったのです。

それでも、食べてもらえる方々のおかげもあって、
中村昌宏の生活は完全に健康なものへと変化したのです。

 

昔は不規則な生活が当たり前。

しかも、食事をせずに1日を過ごしていたこともあったのです。

割烹という料理を提供する場所に身を置いていても、
このような心構えではダメですよね。

そう思い立ったのが60代を過ぎ、
現在のお店を持ってからなのです。