中村昌宏の和菓子話

中村昌宏が気ままに和菓子について書いていこうと思っております。東京(五反田,高輪など)の懐石料理店にて修行後、和菓子職人に。

幸せの時間に中村昌宏の和菓子はいかが?

いつも皆様に支えられて、本日も仕事をさせて頂いております。

中村昌宏にとっては和菓子を作ることしかできませんが、
それでも足しげく通って下さるお客様のおかげで、
何とか生活ができております。

 

私は元々は割烹で働いていました。

それなりに経験を積んでいるので、
現在も休みの日は美味しいものを自分で作って楽しんでいます。

でも、栃木県で小さな店を構えることになったのは和菓子屋。

儲けなどの算段をせずに、自分のやりたい仕事を尊重した結果、
このような流れとなったのです。

 

私は誰かに幸せな時間を紡ぐために和菓子を作っています。

つまり、食べた人が和菓子を通してほっこりできるよう、
毎日のように同じような仕込みを行っています。

それは、食という大切な経験をもっと大切にしてほしいというささやかな願いが、
中村昌宏の作り出す和菓子に向けられているのです。