中村昌宏の和菓子話

中村昌宏が気ままに和菓子について書いていこうと思っております。東京(五反田,高輪など)の懐石料理店にて修行後、和菓子職人に。

季節の移ろいが料理に活かされる中村昌宏の日常

日本という季節は素晴らしい!

そう思えるのは、日本の四季を食材で感じることができるからなのです。

私は中村昌宏、元割烹料理人。

そこから和菓子職人として転身し、60代に突入した現在、
栃木県に小さなお店を営むまでになりました。

果たして自分の選んだ道が正しかったかどうかはわかりません。

でも、今まで以上に季節を和菓子に織り込むことによって、
職人としてのセンスは少しだけ磨かれたように思えます。

梅雨が明けて短い夏が過ぎ、もうすぐ秋の色彩が美しい時期になります。

 

そんな毎日が繰り返されるのは、自分にとっては幸せそのものです。

色々な方々に支えられながら毎日が成り立っていることを踏まえても、日本の四季の素晴らしさを表現できるように精進していきたいものです。

 

日ごとに変わる私の周囲の景色。

それは、和菓子にも表現できるというのが、この上なく楽しくてたまらないのです。