中村昌宏の和菓子話

中村昌宏が気ままに和菓子について書いていこうと思っております。東京(五反田,高輪など)の懐石料理店にて修行後、和菓子職人に。

新杵SWEETS五反田東急ストア店:草だんご風焼き大福

五反田で気になった焼き大福

五反田の友人の家に行くのに、何か手土産はないかと思い新杵SWEETS五反田東急ストア店の前を通りかかった際に、焼き大福の文字を見つけて足を止めました。正直焼き大福ってどんな大福だろうと、はてなマークが頭の上を飛び回りました。でも珍しそうだし一度購入してみようかなとそんな気持ちになり、新杵SWEETS五反田東急ストア店によることにしました。

和菓子もどれもおいしそうでした。友人も和菓子には目がないのできっと喜んでくれると思い、商品を見ていると焼き大福を発見しました。焼き目がついて美味しそうというのが第一印象で、「草」が私的には気になりました。店員さんに聞くと、草団子風の焼き大福だと思っていただければという説明を受けました。

自分用に「草」を、友人に「豆」「こし」「栗」を購入しました。お値段も手頃でしたし、小ぶりで上品な感じが気に入りました。その後五反田をぶらぶらしながら友人宅へつくと、早速一緒に焼き大福をいただきました。

絶品!新杵SWEETS五反田東急ストア店の焼き大福

一口でいけるかなと思いましたが、せっかくなので味わっていただくことにしました。焼いてあるので普通の大福と違って焼き餅まではいかない弾力と歯ごたえがありました。でも中の餅の部分がとても柔らかいのでおもしろかったです。のびも良く、やっぱり大福なんだなと思いながら、草の香りを楽しみながら美味しくいただくことができました。塩加減もいいので、甘ったるすぎず最後まで美味しかったです。

個人的にはもっと大きくてもいいなと思いましたが、友人いわくこれくらいのサイズだからいいのだとか。ひとつ食べてもうひとつと手を伸ばすか、ああ美味しかったと満足するかちょうどいいサイズだと言われ、なるほどと私も納得できました。確かに私はもうひとつと友人に購入した焼き大福に手を伸ばしましたが、友人は満足だと手を止めました。味的にはやっぱり草だんご風焼き大福が一番おいしかったです。次五反田にくるときにも、新杵SWEETS五反田東急ストア店をチェックしたいと思います。